米を作るぞ!2002

「無謀なる挑戦」のネーミングを変えます。
本当に無謀にも突入してしまった昨年(初年度)から
一年経った今年は、多少勝手がわかって来た分、無謀
と言うよりは、チャレンジ性とお遊びの要素を盛り込んで、
「おもしろ倶楽部」と名付けます。

            ◎ご報告! 2002.10.16更新掲載
2002年の稲刈りが、10月16日にやっと終了致しました。
昨年は雨にたたられた稲刈りでしたが、今年は、手に入れた
機械類の調整とコンバインのトラブルに泣かされた日々でした。
適機の刈り入れから3週間以上遅れてしまった田圃は、雀達
の格好の餌場と化し、近郷から集合してきた群によって見る
見る内に食い尽くされていきました。

「おもしろ倶楽部」への参加者募集
米作りに参加しませんか?
2002.09.02更新

「無謀なる挑戦」て何?
知りたい方は牛をクリック

 「無謀なる挑戦」(「おもしろ倶楽部」)の2002年版をスタート  させます。
 昨年の失敗を改善し、いくつかの新しい試みを加えて、
 安全でおいしい米を作ります。

                       *  *  *

 
@雑草、特にヒエに圧倒された。
  改善策 鴨(合鴨・マガモ)による除草とアゾラ(浮き草)による
      除草の組み合わせ。

 
A鋤込んだ前年の稲わらからのガスで、稲の根が被害を受けた
  改善策 余分な稲わらは燃やし、残りは早めに鋤込む。

 
B暗きょ施設からの水漏れと田圃の高低差に手こずった。
  改善策 田圃作業前に暗きょ施設を修理し、高いところから低い
      方へ土を移動する。

 
C稲刈り時期が、秋の長雨時期と重なった。
  改善策 田植えを早くするか遅くするかで悩むところだが、他の仕事
      との兼ね合いからいって、早いほうを選択せざるを得ない。

                        *  *  *

 
細かくは、まだまだ改善しなくてはいけないところが
 沢山あるものの、いずれにしても人の手が足りません。
 あなたの参加が是非とも必要です。
 故郷がある人も無い人も、ちょっぴりリッチな田舎ライフ
 と楽しみの米作りに参加しませんか。
 秋の収穫米を分配します。

                                  昨年の様子を知りたい方は

2002おもしろ倶楽部の田圃作業に参加した人たち

4.28
羽賀&hiroyasu

4.28
柏原

4.28
遠山

4.28
中村

5.05
小川ファミリー

4.28
三者三様

5.21イセヒカリ
鈴木

           おもしろ倶楽部2002(旧無謀なる挑戦) 作業予定  2002.04.28現在
       次の作業への応援隊を求めます。
      
下記作業の日程は決定ではありません。
      
天候の状態や作業スタッフの都合で変動します。
      
少しでも参加できる可能性のある方は、とにかく一度ご連絡ください。

                      私のところへメールをください。 
作 業 内 容      日 時土・日は赤で表示)
 なるべく休日を選びますが、平日に作業
 もあります。
備 考
「種まき」
 
播種箱への用土の詰め込み。
 
催芽種籾の播種。
4月4日〜6日の間に
   都合のよい日を1〜2日

    
一人でやると、丸々一日かかるが、人数がいれば半日で終了。
「合鴨用囲い網張り」
 避難小屋作り
 
支柱用竹切り
 
支柱立て&網張り
 
カラスよけのてぐす張り。
 3月21日〜5月6日頃まで
   21祝・24日・30土・31日
 4月
6土・7日・13土・14日
   20土・21日・27土・28日・29祝
  
 5月
3・4・5・6  
4枚の田圃を何回かに分けてもよいが、4カ所を囲う。
空からカラスにねらわれないように、田圃の上に釣り糸を張り巡らします。
「粗起こし」
 
トラクターによる耕耘
 
田圃の高低修復作業
  土砂の移動

 畦シートの張り付け
  くわにて畦きり作業
3月21日〜4月13日
   
21祝・24日・30土・31日
 
トラクターの運転と土砂を移動して高低をならす作業。
畦シート張りは、鍬で畦を切り取り、畦シートを張り付ける。
「植え代掛け」
 
トラクターによる代掛け
4月13日〜21日
 13土・14日・20土・21日
田植え10日前には済ませておきたいので、21日までには終わらせたい。
「田植え」
 ●2条植えの田植機で作業
4月27土・28日・29祝(決定)
 及び5月下旬
4月末の他に、イセヒカリは5月下旬に行う。
「合鴨放鳥」
 
合鴨のひなを田圃に放します。
 
5月3・4・5の内、出来るだけ早い日。
 (このときは農場祭です)

農場祭には、かわいい合鴨のひなが泳ぐところを見せたいです。
「除草ぬかの散布」
 
一反歩当たり100キロのぬかを
  散布します。
5月3・4・5・6の内、出来るだけ早い日。 田植え後5日〜7日が目安です。
「アゾラ展開」
 雑草防除のアゾラを田圃に展開。 
5月中旬。 合鴨が、田圃の雑草の種子をひとあたり食べた頃。
「稲刈り」
 今年入手したコンバインと乾燥機・
 籾すり機を使って、全ての作業を自前
 で完遂する。

 
9月中旬(12日)から10月上旬

10月16日刈り入れ終了
田植えの時期が長い期間に渡った
ことと、晩成種が入ったことにより、
稲刈り期も長くなりました。



            アゾラ
 アゾラとは水浮き草で、広く世界中にその種があるようです。
 日本にも複数種あるようですが、暑さにやや弱いということで、
 稲作で除草効果を十分に期待するには、海外で選抜したものが
 有効なようです。

 合鴨と併用して導入すると、アゾラが水面を覆い尽くして、太陽光線
 を遮断する事によっての雑草防除の効果があると同時に、合鴨の
 餌になることで、排泄されたふんが肥料となり、又アゾラ自体も高濃
 度の窒素分を取り込んだ植物体として、有効な肥料効果を期待でき
 るものだそうです。
 それにしても聞きしにまさるすごい増殖ぶりです。



 昨年の暮れも押し迫った12月28日に、岡山大学農学部の岸田先生より、
 数種類のアゾラの親株を送っていただきました。(2001.12.28の様子)
アゾラにもいろいろな品種があるようです。 この品種は葉が大きいです。




我が家到着後およそ2ヶ月の状態です。(夜温は13度程度を維持)
このところ日中の温度が上がってきたので、2週間で倍増するくらいに増えます。   〔画像をクリックすると拡大されます。〕 
3月4日現在
適温より低いと赤くなるようで、1週間前は赤だったのですが、緑が出てかなり増え始めました。
左側の画像と同じものです。一週間前のものです。
これはほんの一部
です。
ハウスの通路が塞
がってしまいそう。


3月13日「種籾浸水」
コシヒカリとモチだけ浸水をしました。
コシヒカリ「天竜」はまだ種苗会社から籾が届いていません。
イセヒカリに関しては播種を遅くして、10月の刈り取り(天候が
安定してから)にしようと思っています。

3月15日「天竜2号」種籾浸水
種苗会社から、試作用の種籾が届けられる。
昨年の天竜と異なり、量より食味にこだわった加工を種に施したとのこと。
早速2日遅れで、バカ苗防止の薬で消毒浸水。

4月4日〜6日種籾播種
目だしの温度が十分でなく、播種が予定より遅くなってしまった。


4月21日種籾(イセヒカリ―晩生種―)播種
昨年は中途半端な時期の刈り取りとなり、秋の入り口の長雨に
悩まされたため、今年ははっきりと遅らせて、好天の中での収穫
を目論んでいます。

      4月6日強い味方登場
トラクターを「花好き会」から借りていたのですが、それよりも
新しいトラクターが提供されました。心強いかぎりです。
息子と共に、2台で粗お越し作業を一挙完了。

    活躍中のもう一つの味方
水を張った田圃の中で去年のヒエのこぼれ種を
掃除してくれている合鴨集団。
良〜ッく画像を見てください。全部が雄です。
「トラピスト修道僧」または「おかまの掃除隊」という。

2002.04.06

2002.04.06

                  合鴨の雛到着2002.4.17
60羽の雛を導入予定ですが、第一陣の30羽が到着。
生まれて2日目の可愛いしぐさに、思わず微笑んでしまいます。

合鴨除草隊進水 5月20日
一ヶ月少々で大分大きくなりました。
でも未だ体力不足で、放鳥してからの気温の低下について
行けずに、一晩で10羽を失いました。 合掌


     真鴨の雛到着 2002.6.02
新潟から真鴨の雛が到着しました。
孵化後5日目とのことですが、昨年孵化させたカルガ
と同じ様ですね。
飼い慣らされた合鴨の雛と異なり、警戒している様子
が画像からも伺いしれませんか。

       今年の肥料
全農のコマーシャルではありませんが、右が
元肥用で、左が穂肥(出穂時期の追肥用)です。
両方とも有機成分だけの肥料です。

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