不思議な月見草

月見草の仲間は突然変異を起こしやすいのだそうです。
20年近く月見草を栽培してきましたが、数年前に、白い花を付ける「本当の月見草」
の苗の中に、草丈が2〜3倍になり且つピンクの花を付ける株が見つかりました。
本来数時間で白から薄ピンクに変色していく花が、初めからピンクのままで数日咲き
続けているのです。
この株は複数見つかりましたが、受粉が出来ないようでそのまま消えてしまいました。
その後ハウスの外の雑草に紛れて、画像の様な不思議な月見草が見つかりました。
これは、サイズ的には「本当の月見草」の5分の一くらいで、ピンクの一日花を付けます。
花の直径も6〜7mmというかわいさです。
数年に渡って其処ここに咲いていますので、うまく受粉して広がったのでしょう。
この花のことをご存じの方はいらっしゃいませんでしょうか。
                         * * *
上記の記事を見て、中川さんという方がメールで教えてくれました。
その名は「アカバナハンゲショウ」 というものです。ネットで調べましたところ数は少ないので
すが数件がヒット。「アカバナユウゲショウ」という言われ方もあるようです。
でも日中咲き続けていまして、夕方にはしぼんでしまうので、夕化粧は似合わないな。


  2008.08.23 不思議な月見草
    「アカバナハンゲショウ」


homeへ 月見草へ 待宵草へ 昼咲き月見草へ