タケノコ

2011年5月3日;今年は例年に比べて筍発生が
10日位遅くなり、量も少ない。連休中のお客さん
に使うために竹山に行ったら、いきなり目の前に
一本
先端が5cm位地面から出ていたが黄色。
上物発見に心躍らせながら掘り進んだらデカイこ
とまあ〜。右が7kgで、左は、右を掘っている間に
地中から出てきた贈り物。

真っ白な肌色で、刺身でも充分いける。

《筍(たけのこ)孟宗竹3月下旬〜5月上旬
                   春の愚為庵(ぐいあん)代表的な食材です。
                        筍料理の季節にTVの取材が入ったため、これを目当て
                        においでになるお客さんもいます。
                        自前の竹山は粘土質のために、巨大な筍(通常売ってい
                        るものより太い)になっても柔らかい。
                        鮮度“命”です。筍ほど、掘ってから直ぐに味が落ちていく
                        食材も珍しいでしょう。
                        筍のおさしみは真っ白いもので、それも掘ってから1〜2
                        時間が勝負です。
                        普通に食べるには「あくぬき」が必要ですので、お米のと
                        ぎ汁やぬかを入れてゆでます。
                        ゆでた後、こまめに水を取り替えてやれば、味を落とさずに
                        かなり保ちます。

『調理の例』
        ◇香味焼き
           この季節だけのお目当て料理。
           おさしみと同様、白い筍と鮮度が命です。

   

〔香味焼きの作り方〕
 1,皮付き筍の中をくりぬく。
  
(あまり大きくないもの)
 2,特製味噌を詰め栓をする。
     
(味噌・味醂・)
3,ホイルでくるんで炭火焼き
   
(60〜90分位)


            写真掲載予定

   

        写真掲載予定 





《筍(たけのこ)淡竹(はちく)5月中旬〜6月上旬
付録番外編《筍(たけのこ)布袋竹(ほていちく)6月上旬〜中旬
《筍(たけのこ)マダケ5月下旬〜6月下旬
※筍を初め、野菜のことを歴史的な観点も含めて解説してくれているサイトが在ります。
当園の情報を含めて取り上げてくれていますのでご参照ください。
                          孟宗竹が終わる頃に入れ替えで生えてきます。
                          竹そのものに味があるため、灰汁抜きをせずにそのまま調理します。
                          「卵とじ」は、この季節にしか味わえないまさに旬の味です。



      ◇孟宗竹と淡竹(ハチク)
       下の太いものが孟宗竹で、上4本が淡竹です。
       たまたま孟宗竹と淡竹の入れ替わる時期の画像。


        ◇布袋竹(ホテイチク)
      淡竹とにていますがやや細く、素直な味で、もっとも
       出し味が出るタケノコといわれています。
       淡竹と真竹(マダケ)の変わり目に出ます。
       昔は釣り竿に仕立てたもので、地際の部分がこぶの
       ようにごつごつと節くれ立ちます。
           右の画像の、節の部分をご注目下さい。
        マダケ(又の名を苦竹)
   外観的にはハチクと区別が付けにくいのですが、やや
    色が茶色がかっており、太くて長いというところでしょうか。
    淡泊ですが、別名苦竹というそうで少し苦みがあり、それ
    が良いという人もいます。

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