《ムカゴ》11月〜 | ||
ムカゴというのは、山芋(自然薯)の実です。 実といっても、花が咲いて出来るのではなく、蔓の途中に、 山芋と同じような形質の球体が育ってくるのです。 もちろんこれを土に埋めてやると、永細い山芋になります。 山が紅葉してくると、山芋の蔓は黄色く色づきますが、この季節に ムカゴも成長して、葉が落ちる頃には地面に落ちてしまいます。 |
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『調理の例』 湯がいて、軽く塩を付けてそのまま食べると、酒のつまみとして なかなかですが、この季節の愚為庵では、ムカゴご飯となります。 良く洗ったムカゴと、お塩少々、だし昆布、お酒少々を入れてご飯 を炊きます。 かすかな山芋の香りと、ムカゴがつぶれる ときの歯ごたえが何とも言えません。 |
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《ナメコ》10月下旬〜11月下旬 | |||
通常見かけるナメコは、瓶に詰めたおがくずで栽培された もので、だいこんおろしを掛けてそのまま食べるか、 みそ汁に入れますが、原木を使った自然栽培のナメコは、 季節が限定されてしまうものの、大きさといい歯ごたえといい、 全く別のキノコといっても良いくらいです。 この大きさがわかりますか?。 |
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『調理の例』 愚為庵“旬”のお勧めレシピ 〔ナメコのうま煮風〕 林の中で落ち葉を被って成長したキノコは、当然のことに 葉っぱのゴミが付いていますので、きれいに洗い流します。 ぬめりが自然に出てきますが、これがナメコの旨さの元。 いしずきの先端を取るだけで、足もそのまま食べられます。
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