◇合鴨はいりません?。
2006.11.29

愚為庵の庭で遊ぶ鴨です。
主人の声を聞き分けて、呼ぶと飛んできます。(満腹の時は反応が鈍いのですが。)

大地農園の田圃では、無農薬で栽培するために合鴨は欠かせません。
毎年春になると、幼苗を植えるとほぼ同じタイミングで、合鴨の雛を田んぼに放します。
そして稲が穂を実らせる頃、穂を食べられないように一斉に田圃から合鴨を引き上げます。
本来この合鴨は、冬までたっぷりと太らせて、薫製とか鍋の材料として食べてやるのが自然の摂理なのですが、餌を与えるたびになついてきたり、鴨1羽ずつの顔を識別できるようになりますと、ついつい情がわいてきて殺せなくなってしまうんです。
でも、100羽も揃うと餌の消費もバカになりませんで、今年から希望する方にお譲りしようと思います。
庭で虫を追いかけたり雑草をつついたり、愛くるしい仕草は愚為庵の庭でも人気の的です。
1番い¥3,000で如何でしょうか。
生き物ですから原則として引き取りに来られる方に御願い致します。

カメラ目線でこちらの様子をうかがって
いるのが判りますか?。
餌を与えたところです。一斉に餌の容器に
群がって食べる様はかなりのものです。
彼らは水を飲みながらではないと食べられ
ないので、この後一斉に水の容器に向かっ
て走り出します。

ここまで慣れます。
この鴨は餌をねだります。
糠を加えていない粒だけの穀類をねだって、私の足や
靴をつついて催促です。
餌を手に乗せてやると他の鴨たちもつられて、むさぼる
ように手から食べます。そうすると初めの一羽が怒って
周りに割り込んできた鴨をつついて追い払うんです。

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