第一回
愚為庵落語の夕べ

◆愚為庵で落語の会が開かれました。

***
梅雨も開けようかという7月15日(土)の夜、
「御宿の田舎に、江戸の下町 粋(いき)な世界がやってくる!」
のふれ込みで、第一回の落語の夕べが開かれました。
出演は‘真打ち’柳家一九(いっく)師匠と同門の‘二つ目’柳家太助さん。
お楽しみ抽選会も含めての2時間。
観客全員、日頃の雑事も忘れ、大いに笑い盛り上がった一時でした。

◇高座
愚為庵の座敷・床の間の前に高座をしつらえました。
一九師匠の名入りの飾り幕(のし模様の入った幕は、真打ちだけに許される。)
の前に台を置き、毛氈で飾りました。


※毛氈は、知り合いの服飾関係のお店のご主人が、たまたま日本橋に
仕入れに出かけているところを掴まえて、仕込んでもらいました。
今時、毛氈を買うお客は少なく、高価な買い物になってしまいましたが、
長く使えれば安い物でしょう。
毛氈張りの高座を見て、一九師匠、大感激!。



◇田舎の寄席?
お客さん全員を撮せませんが、80名様の入場です。


※はじめの演目「桃太郎」より
演ずる方も聞く方も初めての体験なので、まだ少し堅い様です。



◇熱演! 
客の、間(ま)のいい反応は、演ずる者を熱くする。
そしてその熱演は、ますますお客の反応をかき立てる。


※終わってからの師匠の言葉。「私は名人になったかと思ったよ。」
演目「こんにゃく問答」より



◇爆笑!!
笑っています。
そういえば腹から笑うって、最近無かったみたい。


※梅雨が開けていなかったのに、結構暑い日でした。
みんなが心から笑っている様で、開催の苦労も吹っ飛びました。



◇お楽しみ抽選会
師匠の色紙や名入りの手ぬぐい等々。


※結構お客さんが喜んだのです。
笑った後で、心が素直になったのかな?
右手は、既に着替えてしまった‘柳家太助さん’



◇終演後のお楽しみ
一九師匠と太助さん(こちら向き左から二人目と三人目)を囲んでの懇親会。
会を盛り上げてくれた仲間達の希望もあり、二人は泊まっていただくことでの
今日の反省?会です。


※周りの面々から次々に質問。
師匠にとっても、久々に気持ちのよい高座だったようで。



◇番外編
「是非一度、是をやりたかったんですよ。」
八百屋の‘サブちゃん’です。


※なかなか絵になってるよ。
◇番外編-A
第二回落語の会での「親ばか編」
目に入れても痛くないとはこれのことか。
サブちゃん秘蔵の理絵ちゃんと一席



◇続きますように!
こんな田舎でも、ちょっとだけお洒落で粋な世界は持ちたいもの。
私の気持ちを、(さすが師匠ですね。)上手な挨拶文でまとめてくれました。





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